【後場寄り付き概況】
29日後場寄り付きの東京株式市場の日経平均株価は、前営業日比158円04銭高の2万2335円06銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、10.46ポイント高の1664.12で始まった。
外国為替市場では、1ドル=113円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
中間配当の再投資などの需給面の下支えは意識されるものの、8日につけた直近の戻り高値の位置する2万2500-2万2600円の水準は、75日移動平均線や直近の価格帯別売買高でも商いの集中しているレンジであることから、こちらを前に日経平均も次第に戻り売りの動きが意識されるところである。
来週以降は12月のIPO(新規株式公開)ラッシュに向けた換金売り圧力が一段と強まりやすいなかではあるが、後場にかけても短期資金は中小型株物色へと向かう可能性はある。
個別では、任天堂がにぎわい、ソフトバンクGは大幅高。ファーストリテが買われ、ユニー・ファミマは小幅高。トヨタ、日産自、村田製、東エレクも上げ、SUMCOは堅調。
半面、ソニーが甘く、SMCは値下がり。武田が売りに押され、資生堂、コーセーも下落。NTT、KDDIはさえない。
ランチバスケットは7件、108.82億円、売り買いほぼ同金額。
