【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比184円65銭安の2万2390円11銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、20.08ポイント安の1668.97で始まった。
新規の買い手掛かりが見当たらず、売り注文が優勢。前日までの連騰の反動も加わり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに一段安となっている。
外国為替市場では、1ドル=113円30銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、任天堂が下押し、ソニー、キーエンス、ファナックは軟調で、トヨタ、三菱UFJ、三井住友、みずほFGが安く、野村、東京海上も値を下げている。武田が弱含みで、NTTは甘い。昭和電工、東海カが大幅安となっている。
半面、ソフトバンクGが高く、ファーストリテ、花王はしっかり。日本電産、HOYAが締まり、ブリヂストンは堅調に推移している。
後場に入れば日銀による上場投資信託(ETF)買い入れが期待されるとあって、日経平均も押し目買いが入り下げ渋る展開となる可能性がある。
チャート上では2万2350円近辺に位置する5日移動平均線を割り込まなければ、戻り歩調維持が期待されるところだろう
ランチバスケットは28件、280.60億円、20億売り越し。
