軟調な展開か

16日の東京株式市場は、軟調な展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2000円-2万2400円
現地15日のNYダウ、ナスダックがともに反落。不安定な地合いが続くなか、米国株の弱い動きを受け、売りが優勢になりそう。
 
昨日の日経平均は長い陰線を引き、ほぼ安値引けした。本日も軟調な相場が予想される。
5、25、75日、200日線など主な移動平均線はいずれも下降しており、自律反発狙いの買いが入っても上値は重そうだ。
今週内に200日線(2万2504円85銭=15日)を回復できなければ、日経平均の下降トレンド入りが濃厚になってくるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半(15日終値は111円79-80銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円31-35銭)と小動き。為替相場の落ち着きを受け、輸出関連銘柄は戻りを試す場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比75円高の2万2265円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 

■東京エレクトロン デバイス <2760>
上期経常を36%上方修正。
 
■ペッパーフードサービス <3053>
株主優待制度を変更し、対象範囲を100株以上(現行は300株以上)に拡大。100株以上300株未満の区分を新設し、食事券1000円分を贈呈する。
 
■大庄 <9979>
今期経常は2.4倍増益へ。
 
■エヌ・ティ・ティ都市開発 <8933>
NTT <9432> が子会社のNTT-SHを通じTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1680円で15日終値を29.8%上回る水準。買い付け期間は10月16日から11月27日まで。
 
■JESCOホールディングス <1434>
今期経常は2.5倍増で4期ぶり最高益、1円増配へ。
 
■鉄人化計画 <2404>
今期最終は黒字浮上へ。
 
■ジェネレーションパス <3195>
9月売上高は前年同月比45.1%増と4ヵ月連続で2ケタ増収となった。
 
■サマンサタバサジャパンリミテッド <7829>
今期経常を2.1倍上方修正。
 
■ウォンテッドリー <3991>
今期経常は86%増で2期連続最高益更新へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
16(火)
9月首都圏新規マンション発売(13:00)
9月訪日外客数
家電の国際見本市「CEATECジャパン2018」(幕張メッセ、~10/19)
5年国債入札
《決算発表》
ブロンコB
 
【海外】
中国9月生産者物価(10:30)
中国9月消費者物価(10:30)
独10月ZEW景況感指数(18:00)
米9月鉱工業生産指数(22:15)
米9月設備稼働率(22:15)
米10月NAHB住宅市場指数(23:00)
《米決算発表》
モルガン・スタンレー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、コメリカ銀行、ブラックロック、ユナイテッドヘルス・グループ、ラムリサーチ、IBM
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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