日経ジャスダック平均は続落、値がさ株が軟調

日経ジャスダック平均株価は続落した。
終値は前日比35円53銭安の3692円15銭とこの日の安値で終えた。
株式相場全体の自律反発に対する期待から朝方は小高く始まったが、新興株相場の戻りの鈍さに対する警戒感がくすぶり下げに転じた。
日経平均が上昇に転じた後も軟調な展開が続いた。東証1部に上場する主力銘柄の変動率が高くなっているため、値幅取りなどを狙った個人投資家の資金が新興市場から移動しているとの見方があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で621億円、売買高は1億9118万株だった。指数への寄与度が高い一部の値がさ株が軟調だったことも下落幅を広げる一因となったようだ。
値上がり銘柄数は216、値下がり銘柄数は398となった。
 
個別では、エムティジェネックスがストップ安。極楽湯ホールディングス、ゲンダイエージェンシー、アマガサ、スーパーバリュー、ANAPなど51銘柄は年初来安値を更新。アイ・ピー・エス、シンバイオ製薬、リリカラ、愛光電気、テリロジーが売られた。
 
一方、幸和製作所がストップ高。アクサスホールディングス、ブロードメディアは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、地域新聞社など3銘柄は年初来高値を更新。シンクレイヤ、ムラキ、ジェクシード、フォーバル・リアルストレート、ジェイ・エスコムホールディングスが買われた。

 

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