東証マザーズ指数は前日比61.16ポイント安の900.16ポイントと3日続落。
2016年12月以来、1年10カ月ぶりの安値を付けた。
24日の米国株急落や円高方向に振れている為替相場を受けて、東京市場全般に売りの動きが先行した。指数インパクトの大きい銘柄中心に大きく下げ、指数を押し下げたほか、直近IPO銘柄などからも短期資金が流出する格好となった。
日経平均が大引けにかけて下げ幅6.5%安の898まで下落し節目の900を割り込む場面があった。マザーズ市場でも次第に個人投資家による資金の逃げ足は速まり、下げ幅をじりじりと拡大する展開となった。
売買代金は概算で935.80億円。騰落数は、値上がり12銘柄、値下がり250銘柄、変わらず4銘柄となった。
個別では、アイ・ピー・エスがストップ安。フィット、キャンディル、ミクシィ、トライステージ、総医研ホールディングスなど62銘柄は年初来安値を更新した。
フリークアウト・ホールディングス、ジーエヌアイグループ、弁護士ドットコム、フーバーブレイン、アドウェイズが売られた。
一方、メディア工房が一時ストップ高と値を飛ばした。ジェネレーションパス、レントラックス、ファイズは年初来高値を更新した。 バリューデザイン、日本リビング保証、イーソル、ギフト、エクストリームが買われた。
