日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比26円53銭安い3563円91銭となり、25日に付けた年初来安値を下回った。
米ハイテク株の下落や軟調なアジアの株式市場への警戒感から、新興市場でも時価総額が大きい銘柄を中心に売りが優勢になった。
朝方こそ高かったものの、力なく失速して前場を折り返した。
値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は382となった。
個別では、ブロッコリー、エムティジェネックスがストップ安。佐藤渡辺、アクシーズ、美樹工業など108銘柄は年初来安値を更新した。ナガオカ、幸和製作所、サカイホールディングス、応用技術が売られた。
半面、地域新聞社がストップ高。前日に第2四半期累計の単独決算を発表し、営業利益は1億4600万円(前年同期比42.2%増)となった愛光電気が一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、地域新聞社が年初来高値を更新した。ピクセルカンパニーズ、スターツ出版、三東工業社、やまねメディカル、ユタカ技研が買われた。
