日経ジャスダック平均は5日続落、損失覚悟の売り

日経ジャスダック平均は前週末比45円02銭安の3488円33銭と5日続落した。
前週までの日本株全般の急落で信用取引の追加証拠金(追い証)が発生した個人投資家は多く、換金のための損失覚悟の売りが増えた。個人の存在感が大きい新興企業市場では、こうした売りが相場を押し下げている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で361億円、売買高は6943万株だった。
値上がり銘柄数は169、値下がり銘柄数は462となった。
 
個別では、三栄コーポレーション、サカイホールディングスがストップ安。地域新聞社は一時ストップ安と急落した。 安江工務店、ミサワホーム中国、シード平和、常磐開発、ETSホールディングスなど156銘柄は年初来安値を更新。 エムティジェネックス、エイケン工業、ブロッコリー、ジーダット、ケア21が売られた。
 
一方、トシン・グループがストップ高。菱友システムズ、リリカラは一時ストップ高と値を飛ばした。
ウエストホールディングス、アジアゲートホールディングス、地域新聞社、サンリン、ナカニシなど7銘柄は年初来高値を更新。 ジェイテック、倉元製作所、アイレックス、スターツ出版、イナリサーチが買われた。

 

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