日経ジャスダック平均株価は5日続落した。
終値は前週末比67円57銭安の3465円78銭と連日で年初来安値を更新した。ジャスダック平均は17年9月以来、約1年ぶりの安値となった。
前週までの日本株全般の急落で信用取引の追い証(追加担保の差し入れ義務)が発生した個人投資家などから、換金を目的とする損失覚悟の売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で631億円、売買高は1億2191万株だった。
値上がり銘柄数は131、値下がり銘柄数は542となった。
個別では、ケア21、三栄コーポレーション、サカイホールディングスがストップ安。地域新聞社、ジャストプランニング、エムティジェネックスは一時ストップ安と急落した。
安江工務店、ミサワホーム中国、シード平和、常磐開発、ETSホールディングスなど222銘柄は年初来安値を更新。エイケン工業、幸和製作所、高橋カーテンウォール工業、fonfun、エスプールが売られた。
一方、トシン・グループ、菱友システムズ、リリカラが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、アジアゲートホールディングス、地域新聞社、サンリン、ナカニシなど7銘柄は年初来高値を更新。ディ・アイ・システム、倉元製作所、APAMAN、アイレックス、東映アニメーションが買われた。
