[概況]
NY市場に入り、発表されたMBA住宅ローン申請指数は前週比マイナスだったが、続いて発表された10月ADP雇用者数は予想を大きく上回ってドルは買われ、其の後発表された10月シカゴ購買部協会景気指数は予想を下回ったが、NY株式市場が大幅続伸で始まると序盤にドルは当日高値で10月9日以来となる113.400円まで上昇した。
NY株式市場は序盤以降も上昇したが、ドルは其の後急速に値を下げ、ユーロも中盤に当日安値127.680円まで下落した。
株価の上昇にドルも反発したが戻りを売られて引け近くに当日安値112.790円まで値下がりし、最後は前日比-5銭の112.980円と113円を割れて引けた。
ドル安に連れて他の主要通貨も下げたが、英離脱担当相が「英国は11月21日までの合意を見込む」と発言した事を好感してポンドは買われ、+57銭高で引けた。NY株価上昇にも拘わらずドルは反落したが、流れはまだ上だと見ている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
