【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は前日比130円安前後と。
日経平均株価は、前営業日比139円14銭安の2万1781円32銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.10ポイント安の1637.02で始まった
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。通信株の一角が大きく値を下げ、株価指数の重しになっている。
前場は2万2000円を前に、足元の急ピッチの上昇を受けた利益確定売りの動きが寄付直後から強まり、日経平均の下げ幅は一時200円超えとなった。
中国株をはじめとするアジア株式市場の堅調なスタート推移を受け、一時下げ幅を縮小する場面もみられたが、戻り売り圧力の強さからプラスに転じるには至らなかった。
外国為替市場では、1ドル=112円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて高い。
個別では、ソフトバンクG、KDDI、NTTドコモの下げがきつい。三菱UFJがさえず、野村は大幅反落。JT、アサヒが軟調で、アステラス薬は大幅安。トヨタ、キーエンス、東エレクも売られている。
半面、ソニー、HOYAが買われ、TDK、村田製は急伸。アドバンテス、昭和電工、東海カは続伸。みずほFG、ファーストリテが値を上げ、任天堂も上昇している。
日経平均は、直近の価格帯別売買高において商いの集中している2万2000-2万3000円のレンジを前に戻り売り圧力は非常に強く、この水準を明確に抜けてこないと目先はショートカバーの流れにも期待しにくいだろう。
ランチバスケットは17件、219.23億円、50億売り越し。
