[概況]
1日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.005円まで上昇するも、節目である113円付近では上値が重い展開となっている。
一方、クロス円では英ポンド円が一時145.88円まで上昇した。ラーブEU離脱担当相が議会のEU離脱委員会に宛てた書簡に、交渉の合意時期は「現時点で11月21日が適当」と記したことなどを手掛かりに英ポンド円が買われている模様だ。
現在、欧州時間では米ドル円が112.920円付近、英ポンド円が145.60円付近で推移している。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の基準線(112.965円)付近を推移しており、上値抵抗となる可能性も考えられそうだ。
一方、英ポンド円でも一目均衡表の基準線(146.13円)や55日移動平均線(145.79円)などが控えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
