【後場寄り付き概況】
2日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比242円16銭高の2万1929円81銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、6.42ポイント高の1638.47で始まった。
前場終値と比較してやや伸び悩んでいる。
外国為替市場では、1ドル=112円70銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、ソフトバンクG、KDDI、NTTが値を上げている。ファーストリテも高い。キーエンス、アドバンテス、東エレク、ファナックが買われ、任天堂は小幅高となっている。
半面、ソニー、村田製が売られ、トヨタ、スズキも軟調。三菱UFJ、三井住友がさえない。千代化建には売りが殺到している。
前場の取引ではひとまず好業績株・セクターへの買いが継続する格好となった。信越化などの半導体関連に続くキーエンスの好決算は、市場のムードを明るくしている。
ただ、米アップルの売上高見通しが市場予想を下回り、時間外取引で売られたことを受けて、今晩の米国株の下落を見越した動きも出てくるだろう。
さらに、米国では今晩の10月雇用統計発表、6日の中間選挙と重要イベントが続く。節目の2万2000円に迫る水準では利益確定の売りが出やすいと考えられる。
ランチバスケットは12件、362.84億円、22億円の買い越し。
