米ドル円113円台は維持。

[概況]

5日の東京外国為替市場は、米ドル円が方向感の欠ける展開だった。先週末発表された米雇用統計の良好な結果から、週明けの東京市場は米ドル円の上昇が期待されるも、明日控える米中間選挙の結果を見極めたいとする思惑が広がったため、積極的な動きが手控えられてしまったのかもしれない。
 
値動きを見てみると序盤は売りが優勢で安値113.095円まで下落したが、中盤以降は買戻しが入り高値113.340円まで上昇することに。この後の米ドル円相場は引き続き米中間選挙をにらんだ様子見ムードに包まれそうだ。
予想は、上院では共和党の優位が伝わるも、下院は民主党が優勢も未だ確定的ではないという。このため選挙報道に米ドル円は波乱の展開が見込まれそうか。
 
結果による米ドル円の動きとしては、仮に野党民主党が勝利しトランプ大統領率いる共和党の完敗が伝われば、政局不安へのリスクから米ドル円は下落する可能性が高そうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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