反発スタート、NYダウ高を受け買いが先行

【寄り付き概況】

6日の日経平均株価は、前日比119円88銭高の2万2018円87銭と反発してスタートした。現地5日の米国株式は、6日の中間選挙を前に模様眺めのなか、NYダウが反発した動きをうけ、買いが先行したようだ。
 
直近のアップル株の下落がサプライヤーである電子部品株などに影響を与える可能性はある一方、投資会社バークシャー・ハザウェイの株高を受けたJPモルガンやシティグループなど米大手金融機関の上昇は、メガバンクなど銀行セクターに追い風となる。
 
前日に好決算を発表したソフトバンクも全体相場の牽引役を担う可能性がある。ただ、米中間選挙を目前に全般積極的な買いは入りにくく、上値も重い展開が想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がり上位に石油、医薬品、電力ガス、卸売、保険など。
 
個別では、トヨタ、SUBARUが買われ、ブリヂストンは堅調。SMCが値を上げ、キーエンスは小幅高。JXTGはしっかり。楽天、ソフトバンクGが上伸し、KDDI、ファーストリテは強含み。三菱UFJ、武田、東京海上は反発している。
 
半面、TDK、三菱電、スクリンが下押し、東エレクは軟調。ソニーは弱含み。ヤマトHDが値を下げ、NTTドコモ、任天堂、JTは小幅安となっている。
 
 
225先物は、モルスタ・SBI・日興・メリルが買い越し。
野村・大和・ソジェン・UBS・アムロ・JPが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・メリル・アムロ・ソジェンが買い越し。
バークレイズ・クレディ・みずほが売り越し。
 
テクニカル的には奥村組(1833)、アカツキ(3932)、ワタミ(7522)、前田工繊(7821)、マーベラス(7844)、アイエスビー(9702)が動兆。
 
 

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