選挙後の米ドル円は如何に。

[概況]

7日の東京外国為替市場の米ドル円は、米中間選挙の影響で上下することとなった。米中間選挙の焦点は民主党の優位と予想された下院で、トランプ大統領率いる共和党がどこまで下馬評を覆せるかであった。
 
しかし、結果は下院で民主党が過半数を獲得する見通しとなり、また上院も共和党が多数派を獲得し、「予想通り」となった。そのようななか、米ドル円は、選挙結果の大枠が伝わるまで安値112.950円から高値113.830円の間で上下するなど、神経質な値動きに。その後、下院で民主党の優位が確定すると再び112円台後半へ弱含む展開となり、現在も低調な推移が続いている。
 
この後の米ドル円は、米議会がねじれとなったことによる政局不安のリスクが懸念されるも、チャート的には一目均衡表の雲の上限を支持線として下値を切り上げており、そこまで悲観するような状況ではないと考えたい。目先は、節目114.00円を目指す展開となるのではないだろうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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