8日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2100円-2万2600円。
米国株高を素直に好感し朝方から買いが先行。シカゴ日経平均先物からは2万2500円近辺からのスタートが予想される。
日本株は昨日選挙の大勢が判明した後に急失速しており、より買いが入りやすい。円安進行も強い追い風となるだろう。
買い一巡後も、好業績銘柄への見直し買いが続き、しっかりした動きが期待。される。
ただ、トランプ米大統領は現地7日、対日貿易での赤字に対し改めて不満を表明していることから、輸出関連株は上値が重くなる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(7日終値は113円06-07銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円49-53銭)と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比440円高の2万2560円だった。
【好材料銘柄】
■ユーシン <6985>
ミネベアミツミ <6479> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株985円で前日終値を13.6%上回る水準。買い付け開始は19年1月下旬を予定している。
■バンダイナムコホールディングス <7832>
上期経常は一転28%増益で上振れ着地。
■太陽工機 <6164>
1-9月期(3Q累計)経常が81%増益で着地。また、12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■ジオマテック <6907>
マツダ <7261> と新規流量センサーを共同開発。
■イントランス <3237>
上期経常は4.7倍増益・通期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
8(木)
9月機械受注(8:50)
10月都心オフィス空室率(11:00)
10月景気ウォッチャー調査
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(10/30~31開催分)
《決算発表》
アリアケ、戸田建、日揮、日清紡HD、大成建、クラレ、ブリヂストン、大和ハウス、DeNA、マクドナルド、マツモトキヨシ、ネクソン、昭電工、メルカリ、テルモ、トレンド、楽天、太平洋セメ、住友鉱、ニコン、丸井G、新生銀、リログループ、西武HD、日テレHD、セコム、ベネッセHD、資生堂、東急不HD、日産自、東芝
【海外】
FOMC結果発表
《米決算発表》
ハンティントン・インガルス・インダストリーズ、ウォルト・ディズニー・カンパニー、アクティビジョン・ブリザード、スカイワークス・ソリューションズ、メトラー・トレド
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
