136円安、米ナスダック安や円高を受け続落

【寄り付き概況】

7日の日経平均株価は、前日比136円10銭安の2万2351円84銭と6日続落してスタート。
東証株価指数(TOPIX)は、8.70ポイント安の1683.71で始まった。
 
現地6日のNYダウが続伸した一方、ナスダックは3日続落するなど、まちまちの動きだった。外国為替市場では1ドル=110円台半ばまで円高が進んでいることもマイナス材料となっている。輸出関連銘柄を中心に売りが優勢となったようだ。
 
米通商政策を巡る不透明感が拭えないほか、米8月の雇用統計の結果を見極めたいとの思惑も買い手控え感につながりやすい。ただ、日経平均は前日まで5日続落で値ごろ感も生じており、下値では押し目買いの動きも出そうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりは電力ガス、空運、保険など5業種にとどまっている。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、非鉄など。
 
個別では、トヨタ、スズキが軟調で、ファナック、ソニーが売られ、東エレク、SUMCOは売り気配スタート。住友鉱が値を下げ、新日鉄住がさえず、JXTGは続落。三井住友、三菱UFJは小幅安。ソフトバンクG、ファーストリテは反落。武田、任天堂も下落している。
 
半面、NTTが堅調で、花王が値を上げ、7&iHDはしっかり。三菱商は小反発。ホンダは強含み、デンソーも上昇している。
 
 
225先物はHSBC・バークレイズ・ソジェン・ナティクス・ドイツが買い越し。
UBS・野村・アムロ・クレディ・みずほ・日興が売り越し。
TOPIX先物はみずほ・クレディ・UBS・大和・HSBCが買い越し。
野村・ソジェン・モルスタ・アムロ・JP・メリルが売り越し。
 
外資系は、元気寿司(9828)、学研(9470)、資生堂(4911)、コスモエネ(5021)、SUBARU(7270)、カプコン(9679)、ファーストリテ(9983)、LINE(3938)、オリ(8591)、シンズ(3046)が動兆。
 
テクニカル的にはチェンジ(3962)、黒崎播磨(5352)、ユーシン(6985)、SRS(8163)、オリコ(8585)が動兆。

 

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