日経ジャスダッ平均株価は反落した。前引けは前日比4円83銭安い3741円99銭だった。
米国発の貿易摩擦に対する不透明感などを背景に、投資家が運用リスクに対して慎重な姿勢を取った。日経平均株価は前引け時点で上昇したが、東証1部では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回り、市場では「日経平均が独歩高という印象」との声が聞かれた。
本日はインデックス主導で主力処に資金が向かいやすいだろうが、自律反発を想定した中小型株に値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。
個人主体による中小型株物色が活発となったことについても、少なからずセンチメントを明るくさせている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で343億円、売買高は6405万株。
値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は346となった。
個別では、ホーブ、ベルグアース、シベール、夢テクノロジー、ハピネス・アンド・ディなど19銘柄が年初来安値を更新。ジャストプランニング、フジプレアム、ゼネラルパッカー、シノケングループ、共同ピーアールが売られた。
一方、フライングガーデンがストップ高。ぱどは一時ストップ高と値を飛ばした。テリロジー、キムラ、ムラキ、アールビバン、エムティジェネックスは年初来高値を更新。テラ、エキサイト、タウンニュース社、清和中央ホールディングス、アズジェントが買われた。
