日経平均株価は前場終値比で一段高

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比251円13銭高の2万2624円22銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、8.34ポイント高の1695.95で始まった。
円安を背景に主力銘柄への買いが続き、日経平均株価は一段高となっている。東証株価指数(TOPIX)もしっかり。
 
外国為替市場では、1ドル=111円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、トヨタが買われ、東エレク、ファナック、ソニーは堅調。ルネサスは反発。国際帝石、三菱商、郵船、ソフトバンクG、ファーストリテが値を上げ、三菱UFJは強含み。JR東日本、資生堂、任天堂も上昇している。
半面、ヤフーが売られ、OLCは軟調。三井住友、東京海上が小安く、TATERUが下押し、スルガ銀は反落。村田製、太陽誘電は値を下げている。
 
前場の日経平均は200円以上の上昇で、2万2400円台に位置していた25日、75日、200日移動平均線を一気に上抜けする格好となった。
米中貿易摩擦の激化や今後の日米協議に対する懸念は根強く、主力輸出株を中心に新規の買いはなお手掛けづらい状況だろう。日経平均も2万2000円台後半では戻り待ちの売りが出やすいと考えられる。
 
一方で、マザーズ指数や日経ジャスダック平均が反落しており、やはり個人投資家のマインドも改善しているとは言いがたい。
ただ、ジャスダックではフライングGやテラが個別材料を手掛かりに値を飛ばしている。日経平均の方向感がつかみにくいだけに、個人投資家の物色は中小型の材料株に向かいやすいだろう。
 
ランチバスケットは19件、220.59億円、20億買い越し。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次