2万3000円を超えたあとも堅調な推移か

14日の東京株式市場は続伸後、2万3000円を意識する展開となりそう。
2万3000円を超えたあとも堅調な推移が想定される。
日経平均株価の予想レンジは、2万2800円-2万3000円。
朝方は、米国株高を受け、株価指数先物を中心に買いが先行するとみられる。9月限先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出で、市場速報値が意識される場面も想定される。
 
日経平均は5日移動平均線(2万2554円 9/13)の上昇がより強くなる可能性が高く、株価の押し上げに寄与する公算が大きい。 RSI(9日)は48.1%(9/13)。強弱の分岐点となる50%超えが勢い付けるかのカギとなる。
昨日で5月高値を起点に6月や7月高値を通る上値抵抗線まで上昇しており、次は5月高値を起点に直近8月高値を通る上値抵抗線を超えてくるかが注目されるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半(13日終値111円47-48銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の後半(同129円48-52銭)と円安に振れている。円安の流れから、輸出関連銘柄は堅調な値動きが期待される。
 
シカゴ日経平均先物12月限の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比170円高の2万2800円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
■ヤーマン <6630>
5-7月期(1Q)経常は39%増益で着地。発行済み株式数(自社株を除く)の1.02%にあたる58万株(金額で10億0862万円)を上限に、14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■小林産業 <8077>
11-7月期(3Q累計)経常が24%増益で着地・5-7月期も88%増益。
 
■石井表記 <6336>
今期経常を21%上方修正、配当も10円で9期ぶり復配へ。
 
■はてな <3930>
今期経常は5%増で2期ぶり最高益更新へ。
 
■プロレド・パートナーズ <7034>
11-7月期(3Q累計)経常は6.4億円・通期計画を超過。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
14(金)
メジャーSQ算出日
《決算発表》
R-コンフォリア、クロスプラス、土屋HD、テラ、プラネット、アスクル、新都HD、バロック、エニグモ、バリュゴルフ、ジャストプラ、Mマート、オハラ、HyAS&Co.、ウインテスト、MSOL、クロスフォー、オービス、アルデプロ、明豊エンター
 
【海外】
中国8月鉱工業生産(11:00)
中国8月小売売上高(11:00)
中国8月都市部固定資産投資(11:00)
米8月小売売上高(21:30)
米8月輸出入物価(21:30)
米8月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
米7月企業在庫(23:00)
米9月ミシガン大学消費者マインド指数(23:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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