日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比17円26銭高の3747円53銭。新興国の通貨不安がやや後退したことなどを背景に日経平均株価が大幅に上昇。
個人投資家の心理が改善し、新興企業株にも買いを入れた。このところ軟調だった主力銘柄のハーモニックが大幅高となり、相場をけん引した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で313億円、売買高は7154万株。値上がり銘柄数は366、値下がり銘柄数は210となった。
個別では、応用技術がストップ高。アサカ理研は一時ストップ高と値を飛ばした。地域新聞社、夢みつけ隊、システム情報、ULSグループなど5銘柄は年初来高値を更新。ヒップ、ガーラ、SEMITEC、ニッパンレンタル、アイ・ピー・エスが買われた。
一方、サンオータスが一時ストップ安と急落した。サムシングホールディングス、佐藤渡辺、シベール、イーサポートリンク、プラマテルズなど20銘柄は年初来安値を更新。大塚家具、テラ、ホロン、スリー・ディー・マトリックス、デジタルアドベンチャーが売られた。
