前場終値とほぼ同水準の値動き

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比215円80銭高の2万3037円12銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、17.05ポイント高の1727.07で始まった。
後場は日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに高値圏でもみ合っている。円安進行が好感された前場の流れを引き継ぎ、輸出関連銘柄に買いが続いている。
 
外国為替市場では、1ドル=111円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調な値運びとなっている。
 
個別では、ファナックが上げ幅を拡大し、キーエンス、SMCも一段高。ソニー、東エレクが上伸し、トヨタ、ホンダ、ファーストリテが高く、リクルートHDは堅調。三菱UFJ、三井住友は値上がりしている。
半面、ソフトバンクGは大量の売りに押され、任天堂も安い。資生堂が下落し、エーザイは軟調。
 
SQ(先物・オプション特別清算指数)算出に絡んだ買いも入り、取引時間中としては約半月ぶりに2万3000円を回復してスタートした。
寄り付き後は利益確定の売りも出て高値圏でのもみ合いとなり、2万3000円を割り込む場面もあったが、前引けにかけて一時2万3055.24円(233.92円高)まで上昇した。
 
ただ、2万3000円水準を大きく上抜けることもできず、もち合い相場継続との見方が根強いことが窺える。来週にも日米通商協議(FFR)が開かれるとみられており、トランプ米大統領が強硬姿勢を示しているとあって、その内容を見極めたいとの思惑もあるようだ。
 
 
ランチバスケットは26件、262.64億円、売り買いほぼ同金額。
 
 
 

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