日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比5円33銭高い3824円15銭。
東証1部銘柄に比べて出遅れのある新興株には、個人投資家の投資意欲が引き続き強いという。個人投資家が運用リスクをとる際に買われやすいシンバイオやテラなどのバイオ銘柄の上昇が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で373億円、売買高は6005万株。
値上がり銘柄数は306、値下がり銘柄数は293となった。
個別では、大村紙業がストップ高。ワイエスフードは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォコム、ビーイング、エイアンドティー、ムラキ、豊商事は年初来高値を更新。シンバイオ製薬、ジェイテック、SYSホールディングス、ブロッコリー、ビーマップが買われた。
一方、佐藤渡辺、極楽湯ホールディングス、三洋堂ホールディングス、パウダーテック、大谷工業が年初来安値を更新。メイコー、アイレックス、ワットマン、リリカラ、システム ディがり売られた。
26日に新規上場したBBSecは上場2日目のきょう、2001円で初値を付けた。公募・売り出し価格(公開価格、750円)の2.7倍となった。前引けは初値を18%下回る1637円。
27日に新規上場した極東産機の初値は696円で公開価格(405円)を72%上回った。午前は625円の売り気配で終えた。
