日経平均株価は続落展開か

日経平均の連騰は8でストップ。
前場はプラスに転じる場面もあったが、後場は大きく崩れた。
国内投資家もこれに追随する流れとなった。「東証1部上場銘柄の80%以上が値下がりし、業種別でも“空運”を除く32業種が値下がりした」との見方が出ていた。
 
明日(28日)の東京株式市場は、週末控えということもあり、きょう後場から顕在化した利益確定売りの流れが継続し、日経平均株価は続落となりそうだ。
週ベースではここまで73円のマイナス(9/21終値:2万3869円、9/27終値:2万3796円)となっている。5日線(2万3863円、9/27時点)が先週末の終値に近いこともあり、明日は週間で上昇を達成できるかに注目しておきたい。
下落で終えた場合には、いったん調整局面を迎えると予想する。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
 
24588.72  ボリンジャー:+3σ(25日)
24415.81  ボリンジャー:+3σ(13週)
24089.76  ボリンジャー:+3σ(26週)
24050.06  ボリンジャー:+2σ(25日)
23852.21  ボリンジャー:+2σ(13週)
23831.36  6日移動平均線
 
23796.74  ★日経平均株価27日終値
 
23674.93  新値三本足陰転値
23579.75  ボリンジャー:+2σ(26週)
23511.40  ボリンジャー:+1σ(25日)
23366.60  均衡表転換線(日足)
23288.61  ボリンジャー:+1σ(13週)
23071.23  均衡表基準線(日足)
23069.74  ボリンジャー:+1σ(26週)
22972.73  25日移動平均線
22970.32  均衡表転換線(週足)
22725.01  13週移動平均線
22590.52  75日移動平均線
22572.67  均衡表基準線(週足)
22559.72  26週移動平均線
22459.44  200日移動平均線
22434.07  ボリンジャー:-1σ(25日)
 
 
終値は11営業日ぶりに5日線を下回った。25日線など主要な移動平均線は上向きを保っており、連騰後のスピード調整となった。相場には過熱感が残っており、今後は9月18日高値を上端とする窓埋めに向かう可能性も意識しておきたい。
 
ボリンジャーバンドでは、日々線は上向きの+2σに届かず、終値は+1σと+2σの中間付近に位置しており、明日以降は上昇中の+1σが下値支持線となろう。

【自社株買い】
(27日大引け後 発表分)
■スーパツール <5990>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.94%にあたる4万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
買い付け期間は10月1日から19年2月28日まで。
 
■レオパレス <8848>
発行済み株式数の3.09%にあたる780万株の自社株を消却する。
消却予定日は10月15日。
 
■東洋テク <9686>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.86%にあたる20万株(金額で2億4960万円)を上限に、28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

 

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