489円高上げ幅拡大で始まり、その後は伸び悩み

【後場寄り付き概況】

28日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比489円36銭高の2万4286円10銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、28.12ポイント高の1828.23で始まった。
 
円安や海外株高を好感し、日経平均株価がバブル経済崩壊後の高値を更新した前場の流れを引き継ぎ、買いが優勢となっている。輸出関連株などが買われ、日経平均、東証株価指数(TOPIX)とも高値圏でもみ合っている。
外国為替市場では、1ドル=113円50銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、東海カ、昭和電工が一段高。ソニー、キーエンスが上伸、任天堂も値を上げている。トヨタはしっかり。ソフトバンクG、ファーストリテが高い。三菱UFJ、三井住友は堅調となっている。半面、太陽誘電が軟調、スズキは弱含み。武田が小安い。サイバエジェが売られ、スタートトゥも安い。
 
日経平均や主力株の動きに個人投資家の関心が向かい、マザーズ指数や日経ジャスダック平均も反発しているものの、日経平均に比べ上昇率は低位となっている。
マザーズ指数は1月高値(1367.86pt)からなお2割以上低い位置にあり、日経平均の高値更新で出遅れ感が一段と意識されやすくなる。大型株物色一巡後に想定される中小型株見直しも見据えておきたい。
 
ランチバスケットは23件、737.74億円、10億売り越。
 
 

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