[概況]
先週末28日に発表された米経済指標は予想を下回るものが多かったが、NY株式市場はS&P500以外続伸し、ドルも株価の上昇や対ユーロで買われた事などに対円でも上昇して、昨年12月12日以来の高値113.670円を付けた。
また先週の米FOMCでは年内あと1回、来年は3回の利上げ予測が出され、声明でも米経済の力強さが確認されるなど、NY株式市場は堅調で日経平均も年初来高値を更新するなど、株価の上昇を受けたリスク選好の円売りが続いている。
今週の米国は1日(月)8月建設支出、9月ISM製造業景況指数、2日(火)ナシ、3日(水)MBA住宅ローン申請件数、9月ADP雇用統計、9月ISM非製造業景況指数、4日(木)新規失業保険申請件数、8月製造業受注、5日(金)9月雇用統計、8月貿易収支、などが発表予定となっている。
今週はドルがどこまで上値を伸ばす事が出来るか、トルコリラが戻り基調を維持出来るかどうかに注目している。
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