東証マザーズ指数は小幅に反落した。終値は前週末比2.56ポイント安い1074.99だった。
マザーズ指数は高安まちまち。為替の円安以外に目立った材料がなく、売り買いが交錯した
マザーズ市場は上昇銘柄数が下落より多かったが、時価総額上位の銘柄が売られて指数を押し下げた。時価総額首位のメルカリをはじめ、そーせいやアンジェスといったバイオ株の一角など指数寄与度の高い銘柄の下落が重荷だった。
特に材料はないが最近の価格変動が大きい銘柄が買いを集めており、「値動きありきという感じだった」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は146、値下がり銘柄数は101となった。
個別では、トライステージ、夢展望、WASHハウス、SBIインシュアランスグループが年初来安値を更新。日本リビング保証、アクセルマーク、イグニス、リンクバル、ロコンドが売られた。
一方、アズーム、フロンティア・マネジメントがストップ高。チームスピリットは一時ストップ高と値を飛ばした。マーケットエンタープライズ、農業総合研究所、ビリングシステム、ラクス、ダブルスタンダードなど14銘柄は年初来高値を更新。ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、アクリート、エクスモーション、オークファン、みらいワークスが買われた。
