日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、バイオ関連株の一角には思惑的な買い

日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比10円25銭安の3840円78銭だった。
新興企業株はこのところ戻りのペースが速かったため、徐々に利益確定売りが優勢になった。新たながん治療法の開発に道を開いた本庶佑・京大特別教授のノーベル生理学・医学賞の受賞決定を手掛かりにバイオ関連株の一角には思惑的な買いが入った。
バイオ・医薬品関連ではテラが上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で835億円。およそ3カ月ぶりの高水準だった。売買高は1億3174万株。値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は407となった。
 
個別では佐藤渡辺、協和日成、岩塚製菓、極楽湯ホールディングス、ポラテクノなど14銘柄が年初来安値を更新。ソフトフロントホールディングス、大村紙業、夢の街創造委員会、ASIAN STAR、JALCOホールディングスが売られた。
 
一方、極東産機がストップ高。ACKグループ、テリロジー、ブロードバンドセキュリティ、オプトエレクトロニクス、ワークマンなど7銘柄は年初来高値を更新。ポエック、シンデン・ハイテックス、テラ、エムティジェネックス、マリオンは値上がり率上位に買われた。
 
 
 

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