日経ジャスダック平均は続落、海外投資家の売り

日経ジャスダック平均株価は続落した。
終値は前日比13円17銭安い3827円61銭だった。直近で上昇していた銘柄を中心に利益確定売りが膨らんだ。
市場では「日経平均株価が下げ幅を広げるにつれ、新興市場にも海外投資家の売りが出た」との声が聞かれた。売り先行も、直近の新規上場銘柄を中心に買いが入り下値は限られた。ただ、個人投資家の信用評価損率は改善しておらず、「投資意欲はあるが、なかなか手を出せずにいる投資家は多い」との指摘が出ていた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で758億円と、約3カ月ぶりの高水準を記録した2日に迫る大商いだった。売買高は1億1608万株だった。
値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は412となった。
 
個別では、岩塚製菓、ホットマン、サンエー化研、タカギセイコー、スパンクリートコーポレーションなど14銘柄が年初来安値を更新。放電精密加工研究所、ラクオリア創薬、ソレキア、ビジョナリーホールディングス、ACKグループが売られた。
 
一方、大村紙業、日本テレホンがストップ高。明豊ファシリティワークス、テリロジー、アトムリビンテック、イボキン、極東産機は年初来高値を更新。ソフトフロントホールディングス、APAMAN、日本精密、テクノホライゾン・ホールディングス、アズ企画設計が買われた。

 

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