【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比77円04銭安の2万4033円92銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、2.67ポイント高の1805.40で始まった。
円安進行が一服し、利益確定売りで上値が重くなった前場の流れを引き継ぎ、売りが優勢となっている。日経平均株価は2万4000円を下回り、一段安。東証株価指数(TOPIX)は弱含み。
外国為替市場では、1ドル=114円30銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて安い。
前日終値ベースのNT倍率は13.37と、9月につけた13.38に迫る高水準となっており、物色としては、出遅れ感の意識されるTOPIX型銘柄へと関心が向かいやすい地合いが続いている。
セクター別では、医薬品や化学、サービス業、その他製品が売られている一方で、銀行業や保険業、石油・石炭製品は買われている。
個別では、任天堂が軟調で、資生堂、良品計画も値を下げている。キーエンス、ファナック、日本電産はさえない。東海カは小幅安。ファーストリテが甘く、スルガ銀は売られている。半面、三菱UFJ、三井住友はしっかり。ソフトバンクGは小幅高。トヨタ、コマツが堅調で、ソニーは強含みとなっている。
ランチバスケットは19件、344.91億円、20億売り越し。
