[概況]
NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より減少したがドルは買われず、NY株式市場が売られて始まるとドルは114円を割り込んだ。
続いて発表された8月耐久財受注は予想を若干下回り、8月製造業新規受注は予想を上回るなどマチマチだったがドル売りは続き、NY市場序盤に当日安値113.625円まで値下がりした。
NY株式市場は序盤以降も下げ幅を拡げる一方、ドルは安値を付けたあとは値を戻し、113.960円まで反発したが114円を回復する事は出来ずに引けた。米経済指標は良好でドル売り材料が出た訳ではなかったが、株価の下落にドルも連れ安となった模様。
ドルは9月7日以来、上昇が続いており、初めて押し目らしい押し目を付けた感じで、本日の雇用統計の結果でもう少し押しがあるのか、再び上昇に転じるのかに注目し、それまでは様子見をお勧めする。
[提供:カネツFX証券株式会社]
