【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は、前営業日比166円67銭安の2万3808円95銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、7.46ポイント安の1793.73で始まった。
日経平均株価は前日比170円安前後と前場終値と比較して横ばい圏で推移。外国為替市場では、1ドル=113円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
連休を控えた週末で利益確定売りが広がっている。前日の米株安の流れから電機・半導体関連銘柄を中心に売りが目立つ。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調となっている。
個別では、東エレク、村田製、アルプスが下押し、SUMCO、TDKは大幅安。キーエンスが弱含み、ファナック、東海カはさえない。ソフトバンクGが売られ、ファーストリテは軟調。武田、資生堂が値を下げ、エーザイは小幅安となっている。
半面、ソニーが買われ、トヨタ、日産自は堅調。任天堂、NTTが締まり、ユニー・ファミマは大幅高。三菱UFJが続伸し、第一生命、野村は買われている。
金利上昇は金融株高を通じて相場全体の下支えとなる反面、高バリュエーション銘柄の割高感を強め売り圧力につながる。
新興国通貨安などを通じて金融市場を再び不安定にする可能性もある。今晩の米9月雇用統計発表や3連休を控え、後場の日経平均も戻りの鈍い展開となりそうだ。
ランチバスケットは16件、165.06億円、10億売り越し。
