マザーズ指数は続落、個人の戻り待ちの売り

 
東証マザーズ指数は続落し、終値は前日比22.61ポイント安い1021.96。時価総額上位のメルカリやサンバイオ、シェアテクが下げた。
東証1部市場の下落に歩調を合わせ、さえない相場展開となった。米国や台湾市場など「世界的な流れとして成長期待銘柄が売られている」ことで、国内の新興企業株への投資意欲も高まりにくい状況にあった。
市場ではマザーズ銘柄の下げについて「材料が乏しいなか、個人の戻り待ちの売りが出た」との声もあった。
値上がり銘柄数は55、値下がり銘柄数は204となった。
 
個別では、キャンディル、トライステージ、フォーライフ、SBIインシュアランスグループ、プレシジョン・システム・サイエンスが年初来安値を更新。フロンティア・マネジメント、カイオム・バイオサイエンス、フーバーブレイン、アプリックス、プロレド・パートナーズが売られた。
 
一方、マネジメントソリューションズ、ブリッジインターナショナルがストップ高。ITbookホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。農業総合研究所、ALBERT、シェアリングテクノロジーなど5銘柄は年初来高値を更新。シリコンスタジオ、アドバンスト・メディア、チームスピリット、シンメンテホールディングス、ブティックスが買われた。
 
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次