日経ジャスダック平均は4日続落、手じまい売り

日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比26円47銭安の3797円70銭とおよそ2週ぶりの安値だった。4日の米株安を受け、個人投資家の間に運用リスクを回避しようとする動きが広がった。時価総額の大きい銘柄の売りが目立った。
 
市場関係者は「日本の3連休や9月の米雇用統計の発表を前に、積極的に持ち高を傾けにくい状況だった」と指摘。「早めに手じまおうとする動きが優勢だった」と話していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で841億円、売買高は1億7639万株。いずれも6月25日以来の高水準だった。値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は449となった。
 
個別では、極楽湯ホールディングス、フェスタリアホールディングス、バッファロー、フジタコーポレーション、内外テックなど22銘柄が年初来安値を更新。大村紙業、歯愛メディカル、和井田製作所、ヴィスコ・テクノロジーズ、ネクスグループが売られた。
 
一方、クリエイトが一時ストップ高と値を飛ばした。明豊ファシリティワークス、山王、ブロードバンドタワー、ブロードバンドセキュリティ、サン・ライフホールディングなど6銘柄は年初来高値を更新。燦キャピタルマネージメント、夢みつけ隊、システムズ・デザイン、地域新聞社、アサカ理研が買われた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次