ドルは111円を挟んで小幅揉み合いが続く

[概況]

東京時間午後に当日高値111.170円まで上昇したドルは其の後揉み合いとなり、NY市場で発表された米6月中古住宅販売成約指数は予想を上回ったがドルは反応薄で、NY株式市場でダウとナスダックがマイナスでスタートするとドルは111円を割り込んだ。
 
一方ユーロは対ドルで1.17ドル台に乗せる上昇に対円でも買われてNY市場序盤に130円台に乗せ、終盤に当日高値130.055円まで上昇した。ドルは110円台後半で揉み合いが続いたが、終盤に111円台に乗せて引け間際に111.105円まで上昇し、最後も前週末比+6銭高の111.060円と111円を維持して引けた。
 
経済指標が予想を上回るなど米経済は良好だが、本日以降も経済指標の発表が目白押しな事からドルは小動きで、上下の変動幅は29.5銭しかなかった。今後も経済指標やNY株価、FOMCを控えてドルは揉み合い継続ではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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