日経ジャスダック平均は4日続落、1年4カ月ぶりの薄商い

日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比1円72銭安の3818円85銭だった。
日銀の金融政策決定会合が無事に通過し、買い戻しへの期待感は高まったが、個別物色にとどまった。
東証1部市場で好決算銘柄や任天堂やソニーなどに投資家の関心が向かい、個人投資家の新興株に対する物色意欲が後退し、商いは低調だった。
2018年4~6月期の減益決算を発表したセリアなどに売りが出た。
ジャスダックの売買代金は概算で381億円と17年4月以来、1年4カ月ぶりの少なさだった。売買高は7319万株だった。
値上がり銘柄数は275(スタンダード254、グロース21)、値下がり銘柄数は309(スタンダード296、グロース13)、変わらずは85(スタンダード82、グロース3)。
 
個別では、テクノホライゾン・ホールディングスがストップ安。柿安本店、東京日産コンピュータシステム、アズ企画設計、セプテーニ・ホールディングス、レイなど17銘柄は年初来安値を更新。日本テレホン、インヴァスト証券、ジャストプランニング、トシン・グループ、JFLAホールディングスが売られた。
 
一方、業務提携を発表したジェイホールディングスがストップ高。ブロッコリー、アクサスホールディングス、GMOペパボ、インフォコム、デイトナなど7銘柄は年初来高値を更新。好決算だったテセック第三者割当で新株予約権などを発行すると発表したウェッジホールディングス、1対2の株式分割を発表したNo.1、市進ホールディングス、ジェーソンが買われた。

 

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