日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比17円91銭安の3749円76銭だった。
国内企業の決算発表が続く中で個人投資家の物色が東証1部の主力銘柄に向かい、新興株への資金流入が細る状況が続いている。
7月の月次業績の発表を受けてマクドナルドやセリアが下落した。2日上場のイボキンも下げた。
市場では証券アナリストのカバーが少ない新興銘柄は決算内容を織り込んで株価が反応するまでに時間がかかるとの指摘も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で245億円、売買高は4273万株。値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は337となった。
個別では、札幌臨床検査センターが一時ストップ安と急落した。アクシーズ、テラ、東北新社、ケア21、ヒビノなど38銘柄は年初来安値を更新。山田コンサルティンググループ、フライングガーデン、デジタルアドベンチャー、アクサスホールディングス、ジャストプランニングが売られた。
一方、山陽百貨店がストップ高。ラック、環境管理センター、朝日工業、スターツ出版、エムティジェネックスは年初来高値を更新。ネクストウェア、石垣食品、大塚家具、ニチダイ、愛光電気が買われた。
