NY株式市場はマチマチの動き。
中国が160億ドル相当の米国製品に25%の追加関税を適用すると発表。
対象には燃料、鉄鋼製品、自動車、医療機器などが含まれ、23日に発動する。
ボーイングやキャタピラーなどが下落しNYダウは4日ぶりの反落。
マイクロソフト、フェイスブック、アルファベットが上昇継続。
NASDAQは7日続伸となった。
株式非公開化の方向性をトップがツイートしたテスラは下落。
3市場の売買高は59.3億株と低調。
市場参加者は減少している。
10年国債利回りは一時2.95%台まで低下。
FRBが9月のFOMCで追加利上げをする確率は96%だ。
円はやや上昇し111円。
日銀が8日に公表した7月の金融政策決定会合の主な意見で「国債市場の機能低下など副作用に配慮すべき。
長期金利の変動についてプラスマイナス0.25%程度を許容することが適切」とあったことが背景との解釈だ。
VIX(恐怖)指数は10.83%まで低下。
日経平均は前場プラス、
後場寄り後は上昇幅を3ケタに拡大。
しかし1時半過ぎから上昇幅を縮小し結局は反落と目まぐるしい展開。
「上昇幅を広げたところから失速しただけで、それほど悲観する内容ではない」という声も聞こえる。
「SQ前のポジション調整」という見方もある。
前場は海外のCTAの買い、後場は海外のCTAの売り」という単純な観測も相変わらずだ。
結局は決算に一喜一憂という格好なのだろう。
22500円がサポートしてくれている状態は変わらないと見る。
「尻すぼみは気乗り薄の裏返し」と考えた方が良いのかも知れない。
マザーズ指数は続伸、日経ジャスダック平均は9日ぶりに反発した。
NTレシオは12.98倍。
25日線からは1.0%のプラスかい離。
騰落レシオは109.94%。
Quick調査の8月3日時点の信用評価損率はマイナス10.9%で4週ぶりの悪化。
空売り比率は42.8%で8日連続の40%超。
裁定買い残は2163億円と大幅な減少で1兆5397億円。
同売り残は677億円減少し6810億円。
裁定買い残は悪さができない水準まで減ってきた。
日経平均採用銘柄のPERは13.35倍でEPSは1696円。
5月9日の1722円が視野に入ってきた。
シカゴ225先物終値は大証日中比60円安の22570円。
「225」のもみ合い離れのきっかけ待ちという印象だ。
NYダウは45ドル安の25588ドルと4日ぶりの反落。
NASDAQは4ポイント高の7888ポイントと7日続伸。
S&P500は0.75ポイント安の2857ポイントと5日ぶりの反落。
ダウ輸送株指数は42ポイント安の11174ポイント。
3市場の売買高は59.5億株。
CME円建ては大証比60円安の22570円。
ドル建ては大証50ポイント安の22580ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比60円安の22570円。
ドル円は110.97円。
10年国債利回りは2.963%。
◇━━━ カタリスト━━━◇
テクノプロ (6028) ・・・動兆。
テクノプロに注目する。
同社は技術系人材サービス大手。
技術者派遣は中核の自動車、電気・電子向けが好調。
ソフト開発も増加。
業績は好調で中計目標は1年前倒しで達成。
(兜町カタリスト櫻井)
