日経ジャスダック平均は続落、9カ月ぶりの安値を付けた

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比18円86銭安い3671円08銭で、2017年11月17日以来ほぼ9カ月ぶりの安値を付けた。7月5日に付けた今年の最安値を下回った。
米国の中国に対する制裁関税発動や、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に「投資家は様子見姿勢」とされる中、利益確定売りなどに押されて値を下げる銘柄が多かった。一部の個人投資家が損失確定の売りを出したとの指摘があった。
時価総額上位銘柄も軟調展開となったことも手がけにくくさせた。こうしたなか、本日も値動きの軽さなどに着目した低位株物色が中心になった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で482億円、売買高は8958万株だった。
値上がり銘柄数は188(スタンダード179、グロース9)、値下がり銘柄数は425(スタンダード401、グロース24)、変わらずは51(スタンダード46、グロース5)。
 
個別では、アクシーズ、ベルグアース、安江工務店、美樹工業、常磐開発など72銘柄が年初来安値を更新。アクモス、パレモ・ホールディングス、ANAP、歯愛メディカル、小田原エンジニアリングが売られた。
 
一方、クリエアナブキ、日本テレホン、ハリマビステムがストップ高。市進ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ブロードバンドタワー、JALCOホールディングス、ホロン、クレステックなど6銘柄は年初来高値を更新。SEMITEC、NFKホールディングス、ジャストプランニング、やまねメディカル、高見沢サイバネティックスが買われた。
 
 

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