最新号の「お宝_情報ステーションCURIO」。 「古銭四方山話夏夏冬中」というコラムに「古銭病」とうのがあった。 ↓ 古銭の収集なるものも一種の病気。 なぜなら使えるお金を使えなくなったお金と交換するという正常人ではまったく理解できない行為。 これを嬉々として繰り返している。 病名は古銭病。 つまらぬ物に興味を抱く人が罹りやすい男性特有の病気。 若い人にはあまり感染しないが年齢が高くなるにつれて罹りやすくなる病気。 いわば老人病に近い。 古銭病は感染病であり、病人はやたらに周囲に病原菌を振りまく。 困ったことに本人にはほとんど自覚症状がない。 普段の生活は正常人と変わらないが古銭が手に入らないと落ち着かなくなる。 場合によっては高価な古銭でないと気分が爽快にならないこともあるが古銭という薬に保険は効かない。 禁断症状で長く辛い日々が続くこともある。 毎日もがき苦しむ中で、古銭収集という世間の常識からかけ離れた行為の異常性に気づけば治る。 株病と似ているように思えるのは気のせいだろうか。
(櫻井)
