【寄り付き概況】
28日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は、前日比168円10銭高の2万2967円74銭と6日続伸してスタート。
前日のNYダウが260ドル高近い急伸、ナスダック指数も大幅高で未踏の8000大台に乗せており、東京市場でもリスク選好の流れが続いている。米国とメキシコがNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉で大筋合意したことがポジティブ材料となっている。
ただ、日経平均は前日まで5連騰でこの間に株価を600円上昇させており、目先利益確定の売りも出やすいところ。フシ目の2万3000円大台近辺で売り物をこなし切れるかどうかが注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、ゴム製品、海運、非鉄、輸送用機器など。
個別では、任天堂、ソニー、ファナック、キーエンス、東エレクも堅調。トヨタ、日産自、ホンダも買われている。コマツが値を上げ、新日鉄住、三井物もしっかり。ソフトバンクGが強含みとなっている。
半面、東宝が下落し、NTT、JT、資生堂、ファーストリテは軟調。ビックカメラが下押している。スタートトゥは売り物がち。
225先物は、クレディ・SBI・JP・ドイツ・GS・松井が買い越し。
みずほ・ソジェン・野村・バークレイズ・メリル・アムロが売り越し。
TOPIX先物は日興・モルスタ・メリル・アムロが買い越し。
パリバ・ドイツ・JP・ソジェン・野村・バークレイズが売り越し。
テクニカル的には、不動テト(1813)、北野建(1866)、東亜建(1885)、日新糖(2117)、ツクイ(2398)、エディオン(2730)、あさひ(3333)、旭化成(3407)、関電化(4047)、住友ベ(4203)、アイカ(4206)、ネクシーズ(4346)、フォーカス(4662)、オービック(4684)、リソー(4714)、ソフトバンクテク(4726)、楽天(4755)、C&R(4763)、楽天(4755)、ISID(4812)、フジミイン(5384)、カワタ(6292)、オカタアイ(6294)、北越工(6364)、モリタ(6455)、日光電(6849)、オリンパ(7733)、平和堂(8276)、海上(8766)、NTT都市(8933)、SG(9143)、アイネス(9742)、ファーストリテ(9983)が動兆。
