東証マザーズ指数は小反落した。前引けは前日比3.44ポイント安の1020.79だった。
27日の米国株高や為替の落ち着きといった良好な外部環境を背景にした買いが先行したが、
前日に約2週間ぶりに節目の1000.ポイントの大台を回復したことによる目先の目標達成感からの利益確定売りがでている。
バイオ関連株といったテーマ性銘柄が引き続き人気を集めているが、株価上昇が続いていた時価総額上位のそーせいが朝高後に下げに転じたことが指数の重荷となった。
ただ同社株の売買代金は60億円超とすでに前日を上回っており、買いを入れる投資家も多い。
市場では「人気が続くようなら株価が巻き返す可能性もある」との声があった。
値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は167となった。
個別では、オンコリスバイオファーマ、プレシジョン・システム・サイエンス、フリークアウト・ホールディングス、ソネット・メディア・ネットワークス、モブキャストホールディングスが売られた。
一方、Jストリームがストップ高。ZUUは一時ストップ高と値を飛ばした。ビリングシステム、ALBERT、UUUM、メディアフラッグは年初来高値を更新。
Mマート、アンジェス、フィンテック グローバル、GMO TECH、メドピアが買われた。
