【後場寄り付き概況】
日経平均株価は、前営業日比127円86銭高の2万2941円33銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、11.93ポイント高の1743.56で始まった。
不安感がやや和らぎ、幅広い業種が買われている。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
好材料に反応して強い値動きを見せる米国株を意識し、これまで慎重姿勢で日経平均の急ピッチのリバウンドに乗り遅れた投資家も押し目買いを入れているものと考えられる。
日経平均は目先、2万3000円近辺で一進一退の展開となる可能性がある。
そうなると、個人投資家の値幅取り狙いの物色は出遅れ感のある中小型株に向かいやすいだろう。
個別では、三菱UFJ、三井住友が値を上げ、スルガ銀は続伸。JTが強含みで、花王、キリンHDは堅調。JFE、JXTG、住友鉱が買われ、商船三井は大幅高。ソニー、トヨタ、コマツも上昇。任天堂は反発している。
半面、ファナック、キーエンスが軟調で、信越化は小反落。ソフトバンクG、KDDIがさえず、武田が値を下げ、ファーストリテ、イオンも売られている。
ランチバスケットは18件、315.00億円、30億買い越し
