東証マザーズ指数は前日比10.73ポイント高の1040.34ポイントと続伸。
朝方から買いが先行し、一時伸び悩む場面もあったが終日プラス圏を維持した。
マザーズは売買代金上位の銘柄を中心に商いが膨らみ、活況だった。
足元で連騰をみせる日経平均の上値が次第に重くなるなか、引き続き自動運転やAI(人工知能)、バイオ、働き方改革などのテーマ株の多いマザーズ市場へと個人投資家による短期資金が向かう場面がみられた。
市場関係者も「日経平均株価の値動きがさえず、個人投資家の資金が東証1部から流入してきたようだ」との見方が出ていた。
売買代金は概算で1151.12億円。騰落数は、値上がり144銘柄、値下がり106銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別では、ALBERT、JMCがストップ高。オイシックス・ラ・大地、ロードスターキャピタル、リネットジャパングループ、データセクション、ラクスなど14銘柄は年初来高値を更新。
アジャイルメディア・ネットワーク、アドベンチャー、和心、ユナイテッド、エンバイオ・ホールディングスが買われた。
一方、ハイアス・アンド・カンパニー、アドバンスト・メディア、サイジニア、イオレ、チェンジが売られた。
