NY株式市場で主要指数は5日ぶりの反落。
トランプ米大統領が来週9月6日以降に2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税を発動させる考えを示したことを悪材料視したとの解釈。
しかしいきなり出てきた材料でなく「上げ疲れ」みたいなものだろう。
「また週末のレーバーデー連休を控えリスク選好度が低下した」という取ってつけたような解釈もある。
とはいえアップルは過去最高値を更新。
アマゾンは初めて2000ドル台で時価総額1兆円が見えてきた。
個別では地合いは悪くない。
NAFTAの再交渉はカナダと米国の3日目の協議が行われた。
両国は週内合意に向けて話し合いを続けており楽観論が主流だが見えないフリ。
安全資産への逃避で国債は買われ利回りは低下。
7月の米個人消費支出は前月比0.4%増となり総じてドル高傾向だった。
ただ対円だけは弱く110円台後半での推移。
小幅ながら一応8日続伸となった木曜。
「日経平均が23000円の節目を明確に上回れないのはTOPIXが7月高値を前に上値が抑えられていることが原因。
TOPIXに寄与度が大きい銀行、通信、電機セクターなどが揃って上昇する環境にならないと7月高値を上抜くことは難しそう」
そんな声も聞こえる。
ただ新興市場の底堅さを見ると、市場心理は冷え込んでないと言う印象だ。
新高値63銘柄(前日39銘柄)、新安値13銘柄(前日12)。
騰落レシオは92.70で過熱感がないのがかえって良いのかも知れない。
「週末。月末。
月替わりでリターンリバーサル的な売買が先行する可能性がると読めば8月の月間下落率上位の建設、食料品、不動産などへの物色期待だろう」という見方もある。
日経平均のPERは13.25倍でEPSは1726円。
空売り比率は43.9%で24日連続の40%超。
シカゴ225先物終値は大証日中比135円安の22735円。
月足陽線基準22746円はなんとか保って欲しい週末。
NYダウは137ドル安の25986ドルと5日ぶりの反落。
NASDAQは21ポイント安の8088ポイント。
S&P500は12ポイント安の2901ポイント。
ダウ輸送株指数は86ポイント安の11309ポイント。
3市場の売買高は59.9億株。
CME円建ては大証比135円安の22735円。
ドル建ては大証比130ポイント安の22740ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比150円安の22720円。
ドル円は110.96円。
10年国債利回りは2.858%。
スケジュールを見てみると・・・
31日(金):鉱工業生産、有効求人倍率、米シカゴ購買部協会景気指数、中国8月製造業PMI
3日(月):3日新甫、法人企業統計、新車販売台数、米レーバーデーで休場、中国アフリカ協力フォーラム北京サミット(~4日)
4日(火):マネタリーベース、米ISM製造業景況感、建設支出
5日(水):米貿易収支
6日(木):米ADP雇用レポート、製造業受注、ISM非製造業景況感、2000億ドルの追加関税に対する意見募集期限
7日(金):家計調査、景気動向指数、自民党総裁選告示、米雇用統計
30日(木)JPX400定期見直しのリバランス
31日(金)欧州最大の家電見本市「IFA」(ドイツ・ベルリン)
【9月】
3日(月)NY休場(レイバーデイ)、変化日
4日(火)株安の日
6日(木)土星順行開始、株安の日
9日(日)北朝鮮樹立70周年、スウェーデン総選挙
11日(火〉イスラム・ヒジュラ暦の新年
12日(水)ベージュブック
13日(木〉ECB理事会、変化日、株高の日
14日(金)メジャーSQ
15日(土〉米リーマンショック10周年
17日(月)敬老の日で休場
18日(火)日銀金融政策決定会合(~19日)、上げの特異日
19日(水)変化日、株高の日
20日(木)東京ゲームショー(~23日)幕張、自民党総裁選予定、株安の日
21日(金)NYメジャーSQ、FTSE定期見直しのリバランス実施
24日(月)秋分の日の振替休日で休場、株安の日
25日(火)FOMC(~26日)、ECB理事会、変化日
26日(水)写真・映像見本市「フォトキナ」(~29日、独ケルン)、株安の日
27日(木)株高の日
30日(日)安倍自民党総裁任期満了
◇━━━ カタリスト━━━◇
シナネン(8132) ・・・動兆。
シナネンHDに注目する。
同社はLPガス、灯油主体の燃料商社。
業績面は堅調。
ソフトバンクGと提携のシェアサイクルに期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
