買い優勢の展開その後もみ合いか

29日の東京株式市場は、米国で主要3指数がそろって上昇したこと買い優勢の展開を予想する。その後はもみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万2100円-2万2400円。
手掛かり材料難のなか、週末と月末が重なることもあり、様子見ムードが広がる可能性もある。引き続き、75日線(28日時点で2万2175円)と200日線(同2万2077円)が下値支持線として意識されそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(28日終値110円34-35銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同127円54-58銭)と小動きだが円安は強いサポートになる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比50円高の2万2280円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■ストライク <6196>
9-5月期(3Q累計)経常が29%増益で着地・3-5月期も2.5倍増益。
 
■レック <7874>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■PALTEK <7587>
NTTドコモ <9437> 、ベクトロジーと共同でリアルタイム処理が可能な世界初の「8K360度VRリアルタイム映像処理装置」を開発。
 
■シェアリングテクノロジー <3989>
8月5日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.82%にあたる5万株(金額で1億9000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■オンコセラピー・サイエンス <4564>
量子科学技術研究開発機構(量研)が滑膜肉腫に対する新しいα線標的アイソトープ治療薬候補を開発。
量研は同社が作製した抗FZD10抗体にα線放出核種を標識した抗体を用いた研究で、滑膜肉腫モデルマウスにがん増殖抑制効果を確認した。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
29(金)
【国内】
6月都区部消費者物価指数(8:30)
5月完全失業率(8:30)
5月有効求人倍率(8:30)
5月鉱工業生産(8:50)
6月消費動向調査(14:00)
5月住宅着工統計(14:00
《決算発表》
ダイセキソリュ、トライステージ、ソーバル、アダストリア、トシンG、DCM、WNIウェザー、マルマエ、スギHD、ケーヨー、ジャステック、ダイセキ
 
【海外】
米5月個人所得(21:30)
米5月個人消費支出(21:30)
米6月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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