反発スタート、米国株の堅調な動きを受け

【寄り付き概況】

29日の東京株式市場は売り買い交錯も買い先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比44円08銭高の2万2314円47銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.71ポイント高の1729.71で始まった。
 
前日のNYダウなど主要指数が上昇したほか、外国為替市場では1ドル=110円台半ばの推移と円安方向に振れており、輸出株中心に買いが入りやすい。
ただ、米国と中国をはじめとする主要諸国との貿易摩擦問題が引き続き重荷となっており、きょうは週末要因も絡めポジション調整の売りが上値を押さえる可能性がある。中国や香港などアジア株市場の動向も全体に影響を与えそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種が高く、値上がり上位に空運、その他製品、医薬品など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、水産、不動産など。
 
 
個別では、東エレク、アドバンテス、村田製が買われ、キヤノン、パナソニックは堅調。ソフトバンクGが値を上げ、ファーストリテ、花王、武田は高い。任天堂は続伸している。
 
半面、三菱UFJ、三井住友がさえず、東京海上は続落。住友鉱、出光興産、JXTG、国際帝石は売られている。トヨタ、ホンダの自動車株が総じて値を下げ、ソニー、信越化、ダイキンも下落している。
 

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