ユーロ円が急伸。

[概況]

29日の東京外国為替市場は、ユーロ円が急進している。
きっかけは開催されているEUサミットで、紛糾していた移民問題がようやく合意にこぎつけたという報道である。

今回のEUサミットは主要議題である移民問題で各国の足並みがそろわず、ユーロ相場は不安感から神経質な値動きを見せていたが、一転合意の報道に安堵感が広がったかたちだ。

ユーロ円の値動きを詳しく追うと、序盤から中盤は127円台後半で動意に欠ける展開だったが、上記の報道が伝わると約1円近く急上昇し、水準を一時本日の129.130円まで切り上げた。

欧州時間に入ると、利益確定と思われる売りに押され128円台の半ばまで下落したが、一時的で、現在は再び129円台を回復している。

短期的な懸念を払拭し基調を回復させているユーロ相場は、まずは節目である130.00円を目指す展開となりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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