東証マザーズ指数も反落し、年初来安値を更新。終値は前週末比34.34ポイント安の1055.96で、17年9月26日以来およそ9カ月ぶりの安値だった。
高寄り後にじりじりと値を下げた。東証1部の株安に加え、中国株式市場での主要株価の下落が世界的な連鎖株安につながりかねないとの不安心理を誘い、さえない相場展開だった。東京市場全般が下げ幅を拡大させたことに連動し、後場に一段安。年初来安値を更新した。時価総額の大きいそーせいグループやJIA、サンバイオが下落した。
ただ、マザーズ市場に最近上場した銘柄は値上がりしており、市場関係者は「投資意欲は残っている」と前向きだった。
値上がり銘柄数は50、値下がり銘柄数は203となった。
個別では、オンコリスバイオファーマがストップ安。アイティメディア、トライステージ、手間いらず、ユナイテッド、FFRIなど13銘柄は年初来安値を更新。ビープラッツ、ジャパンインベストメントアドバイザー、そーせいグループ、ソネット・メディア・ネットワークス、ラクスが売られた。
一方、アイ・ピー・エスがストップ高。ジェイグループホールディングス、アセンテック、エニグモ、シェアリングテクノロジー、ZUUなど9銘柄は年初来高値を更新。
プロパティデータバンク、フリークアウト・ホールディングス、ログリー、Jストリーム、HEROZが買われた。
