日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比36銭安の3826円40銭となった。中国・上海などアジアの株安を受けて投資家心理が悪化。日本の新興株にもリスク回避目的の売りが出た。時価総額の大きい銘柄を中心に下げた。
市場では「6日に米国と中国が互いに追加関税を発動する見通しで、貿易摩擦への警戒感から投資家は積極的にリスクを取りづらい」との声があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で244億円、売買高は4887万株。値上がり銘柄数は265、値下がり銘柄数は344となった。
個別では、明豊ファシリティワークス、アジアゲートホールディングス、ウェッジホールディングス、カネ美食品、ブロッコリーなど55銘柄が年初来安値を更新。五洋インテックス、ワイエスフード、アミタホールディングス、ケイティケイ、ジェイホールディングスが売られた。
一方、ダイヤ通商がストップ高。地域新聞社、愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。エフティグループ、ジェーソン、キャピタル・アセット・プランニング、ニッパンレンタル、ASIAN STARなど7銘柄は年初来高値を更新。アイビー化粧品、免疫生物研究所、シンバイオ製薬、エスプール、夢の街創造委員会が買われた。
